1. 竪型粉砕機のハイブリッドローラ及びテーブルの開発 (特許No.5137272号)
(特許No.5137273号)
  (中国、台湾、アメリカ、オーストラリア特許取得)
原子力発電の停滞により、石炭バイオマス発電が今後、益々普及します。
ハイブリッドローラ及びテーブルはバイオマス混合石炭の高効率粉砕と バイオマス高混合比率の向上に貢献します。


2. 高価な高温耐食材料のニッケル基、コバルト基合金肉盛り材料の代替として、安価な鉄基FREA-METAL合金の開発 (特許No.3343576号)
(特許No.4310368号)
  (日本、オーストラリア、中国、台湾特許取得)
  激しい高温磨耗用途として開発されたFREA-METAL鉄基合金(特許No.3343576号)は1000℃までの高温における硫黄ガス、塩素ガス腐食に優れた耐食性と高温耐摩耗性とを発揮します。代表事例として、高温環境下ではバイオマス流動床炉ボイラーチューブ、トワイヤ、溶融スラグシュートの肉盛り、ロータリ―キルン先端金物やその他多岐にわたる用途に採用されております。
その他、激しい高温腐食摩耗用途として開発されたFREA-METAL鉄基合金(特許No.4310368号)は酸露点腐食を受けるスクラバー、煙道並びに激しい腐食性を与えるフッ酸、硫酸プラント類へ多量適用されており、コスト低減に貢献しています。特にFREA-METAL-C並びにNC-MO鉄基合金はハステロイC、カーペンター20に匹敵するほどの耐腐食性を持ち、その優れた耐磨耗性によりプラント類の長寿命化に貢献しております。
FREA-METAL各種合金は、肉盛りワイヤ、ING-クラッド鋼板として製造しております。


3. 特 許
  過去から現在に至る弊社の特許取得件数は43件あり、今後も特許技術の実用化により、 産業界に貢献し続けるエンジニアリング企業を目指します。
     
  技術開発室長 河津 肇